NTT東日本のBフレッツひかり電話に切り替えを申し込みました。
切り替え工事は来週の平日予定なのですが、金曜日にひかり電話アダプタが届いたので、今朝から設定作業をしています。うちは、すでに050-****-****のIP電話も入っていて、やはりNTTのVoIPアダプタを使っています。
# それにしても、「ひかり電話アダプタ」と「VoIPアダプタ」という名称も、なんというかベタな名前で、しかも普通の人には違いがまったく判りませんね。私は仕事がらと趣味の両方で、「普通の人」から多少離れていると自覚していますが、やはり判りません。情報処理技術者試験かなにかで、「NTTのひかり電話アダプタとVoIPアダプタの違いを述べよ」なんてテストがあったら正解する人はまずいないんじゃないですか。
ひかり電話アダプタはルータなので、ひかり電話アダプタの下にVoIPアダプタ(実はこれもNAPTルータ機能を持っています)と以前から使っていた無線LAN対応ルータを繋ぐ構成になりました。ひかり電話アダプタはハードウェア的には無線LAN機能もあるのですが、「現在のところ利用できません」となっていることと、無線LANカードがオプションで月額300円もする(多分。IP電話用アダプタのほぼ同等製品からの類推)こと、既存の無線LANルータがあることから、こういう構成にしました。
NAPTが2段にかかるので、うまくいくかどうか心配していましたが、特に問題なくインターネットにアクセスできました。さらにVPNで会社のLANに繋いでもみましたが、こちらもまったく問題ありません。案外、心配するよりも簡単で拍子抜けしました。
あとは、ひかり電話が開通した時に、ちゃんと通話の切りわけができることを確認するだけですが、この調子だとあまり心配しなくてもよさそうです。
(追記)
ちいさな問題がいくつか出てきました。
1.無線LANルータ(Planex BLW-04GZ)のNAPT機能を無効にできません。アクセスポイントモード(ブリッジモード)にもできません。仕様らしいです。家庭内LAN内に二つのセグメントが存在し、かつ、その二つのセグメント間での通信にかなりの制限がかかってしまうことになってしまいました。ファイル共有や、squidを使っての息子用PCからのインターネットアクセス制限が、なにやら複雑怪奇なことになってます。ひかり電話アダプタの無線LAN機能制限が解除されるのを待つか、それともあっさり無線LANアクセスポイントを買ってくるかしたほうがよさそうです。
(さらに追記)結局、無線LANルータ(BLW-04GZ)のWAN側ケーブルを接続しなければ単なるHUB & 無線LANアクセスポイントとして動作することが判りました。ということで、これは解決しました。
2.ホームサーバにインターネット公開用のデジカメ写真データを置いて、IPポートフォワードとダイナミックDNSで公開していたのですが、なぜか家庭内LANからのアクセスだけできなくなりました。おそらくルータのIPポートフォワードの実装が異なるためだと思いますが、理由はまだ不明です。VPNを使って一旦会社のネットワークに入ってからだとデジカメ写真も見えるので、インターネットへの公開は問題なくてできているようです。
(さらに追記)どうやら、ひかり電話アダプタは、ダイナミックDNSで公開しているグローバルアドレスのhttp(80)ポートに対して、LAN側からアクセスすると、アダプタ自身へのアクセスと見なし、設定画面のID/パスワードを要求してタイムアウトになっているようです。(分かりにくい文章でごめんなさい)
それと比較して、BLW-04GZの場合は、ダイナミックDNSで公開しているグローバルアドレスのhttp(80)ポートに対して、LAN側からアクセスしても、ポートフォワードしてくれていました。設定画面に入るのは、ルータのLAN側アドレスに対してアクセスした時だけです。こちらの仕様のほうが、すんなりと分かりやすいですね。
結局、普段自分が使っているPCのhostsファイルに、ダイナミックDNSで公開しているサーバのホスト名とローカルアドレスの対応表を追加することにしました。これで、表面上は、WAN側からでもLAN側(正確にはそのPCだけですが)からでも同じようなブラウザ画面表示ができるようになりました。