Linuxサーバの更新
GW前半に、ホームサーバのマザーボードとCPUを、SOCKET7とAMD K-III-400という超~~~古いものから、SOCKET AとAthlon 1.1GHzというかなり古いものに更新しました。ビデオカードはジャンク箱に眠っていたもの(これもRIVA 128ZKという古いチップのやつ)を付け、秋葉原の中古屋で200円で買ってきたDVD-ROMを取り付けました。NICだけはCOREGAの安いGigabitを奢りました。箱入りの新品なんですが千円しませんでした。
DISKに入っていたVine Linux3.2のシステムは、古いビデオカードを正しく認識できずにX-windowがうまく表示できない(CRTのサポート範囲外の周波数になってしまう)以外は、そのまま動作してくれました。サーバ機なので、X-Windowが動作しなくても致命的な問題はありません。ビデオ周波数を手動で設定すればそのうちなんとかなるでしょうし。
次に、本来の目的であったVine Linuxのバージョンアップをしました。一応Vine Linux3.2からVine Linux4.1にはバージョンアップインストールが可能ということになっています。ただ、Vine Linux4.0から、FPDからのネットワークインストールができなくなってしまっていて、サーバ機にはこれまでCD-ROMドライブがついていませんでしたので、今回安いDVD-ROMを増設しました。
結果は、「残念」でした。
X-Windowが表示されないためグラフィックモードではインストールできませんでしたが、テキストモードでは一応インストールは終わりました。ところが、再起動するとメインテナンスモードに移行してrootのパスワードを要求されます。以前のシステムのrootパスワードを入力してもはじかれてしまい、これ以上どうしようもありません。
まぁ、こういう事態も一応「想定内」だったので、あきらめてクリーンインストールを(テキストモードで)行いました。
こんどはちゃんとインストールが終わったように見えました。あいかわらずX-Windowの表示はできませんが。
しかし、別の大きな問題がありました。新しいNICを認識してくれないのです。これは参ってしまいました。最初にNICを認識しないと、apt-getでのドライバの更新やインストールもできません。NICを10/100Mのものに戻して再インストールという手もありますが、ちょっと悔しいので、Vine Linuxではなくて別のディストリビューションをインストールしてみることにしました。
以前、いろいろと試したときのインストールCDやDVDのなかから、Fedora Core(4でしたけど)を見つけて、インストールしたところ、ビデオカードもNICもさっくりと認識してくれました。CD-ROMよりも大容量なDVD-ROMだから、ビデオカードもNICも新旧いろんなドライバが含まれているのでしょう。Vine LinuxもそろそろCD-ROM1枚にこだわるのはやめたほうがいいかも。
インストールは終わりましたが、まだ、サービス関係の設定が全然できていません。連休中にはなんとかしたいと思っています。
ディストリビューションが違うと、デフォルトでインストールされるパッケージとか、立ち上げ時に起動されるサービスとか、コンフィグファイルのデフォルト設定とか、やっぱりいろいろと戸惑うことが多いです。ちゃんとした紙のドキュメントがあるわけでもありませんしね。
その前に、Fedora Coreを4から6に入れ直しておいたほうがいいかもしれません。
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