有理数から実数へ
しばらく前から数学の勉強をし直しています。
勉強のゴールなんてのはありませんが、「自然数Nから複素数Cまでの構成を、中学生・高校生くらいの年代に分かりやすく説明できるようになる」ということをひとつの目標としています。
数の構成についてはいろんな教科書に書いてありますし、WEB上にも多数のコンテンツを見つけることができました。
たとえば、このtogetterなどは、twitterという文字数制限のあるなかでの表現なので、各段階を細かく分割して説明しなければならないせいか、非常に読みやすく感じました。フォロワーとのやり取りも理解を助けてくれますし。
おかげで自分なりにかなり理解したつもりになれたのですが、いざ「中・高生に分かりやすく説明」となると全然ダメです。
特に実数Rは、有理数Qから完備化によって拡大するのですが、完備化の手順は理解できたのですが、完備化が必要になるということの上手な説明ができないのです。
自然数Nから整数Zへの拡大は加法(和)に関する逆元が、整数Zから有理数Qへの拡大は乗法(積)に関する逆元が必要ということで、必要性と拡大方法が自然につながっています。
ところが、有理数Qから実数Rへの拡大については、実数R(だけ)が必要となる必要性が私の頭の中で整理できていません。
有理数Qに含まれない数がある(新しい種類の数が必要になる)という例として、X2=2の根である±√2を取り上げて説明している資料が多いです。しかしこれでは、X2=-1の根である±i(虚数単位)も同様な例となり、有理数Qから拡大する先が実数Rではなくて、有理係数多項式の根の全体(=代数的数)になってしまいます。
(最初に掲載していた図が間違っていましたので、修正しました)
有理数Qから、複素数Cを含まずに超越数を含む実数R全体への拡大が必要になる理由を、分かりやすく説明する例はないでしょうか。
超越数の身近な例が円周率(π)くらいしか思い当たらないところに、このモヤモヤ感の根っこがあるような気はするのですが。(自然対数の底(e)は身近とはいえません)
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